急激に忍び寄る秋に震える、こんにちは藤咲です。ついに仕事着が長袖になりました。
誕生月でもある今月、なんとか当日を笑顔で迎えるためにと歯医者へ通っていたのです。
タイトルの通りですね。
そうです、抜歯です。
埋まってる分は放置しとこうと考えてたら、生えてた分を抜くことになったよ……
まさかそんなことになるなんて思ってもみなかったにゃ……
今回の内容はあくまで体験談です。
お医者さんの意見や藤咲の経過についても触れますが、あくまで一例であることをご承知おきくださいね。
その上で、これからやむを得ず歯を抜く予定がある方の参考事例になれば幸いです。
(藤咲も恐怖のあまり検索しまくった)
あと出来るだけ痛々しいとか生々しいとか、そういう描写は避けていきます……。
親不知を抜くしかなかった理由
その日は別件で来院していまして。
歯科衛生士さんが歯の隅々までお掃除してくれていた時でした。
「あのー、汚れかと思ってたんですけど。掃除してみたらこれ、奥の方虫歯になってますね」
「えっっっっ?!」
歯磨きはちゃんとしているし、掃除してもらってる間も「きちんと磨けてますね」と言われてたのに、虫歯……?!
あまりにもショックでした。
しかし歯科衛生士さんがこう続けます。
「大丈夫です、磨けてないからというより、磨けない場所なんです! こういうことってよくありますから……!!」
恐らく私が相当絶望した顔をしてたんだと思います(確信)。
その時の説明を簡単にすると↓こんな感じ。
いわく、数年前に生えてきた完全横向きの親不知が問題の箇所だそうです。
コイツがですね……
・歯ブラシが絶対に届かない
・器具も絶対入らないから削れない
・なんなら歯としての役割を何も果たしてない
・ちなみに下の親不知は完全埋没中(レントゲン調べ)
──っていう、話を聞きながら「あぁ、うん……」って顔になるしかない状態でした。
そりゃどれだけ歯磨き出来てても防げませんよね……。
抜歯を提案しつつ、怯える藤咲を見かねて
「(オススメはしないけど)痛みだすまで放置しておくという手も……」
とも言ってくれたんですが。
口の中に自分史上見たことないレベルの虫歯こさえて(その存在に気付いて)気にせず生きていく方が無理です。ツラい。
というかソイツ虫歯菌バラまきません?
そういった経緯があり、恐怖に震えつつも抜歯を決意したのでした。
ちなみに埋没している方も虫歯リスクが~とは案内されていましたが、そちらの方はいったんスルーしてます。
歯医者で抜いてもらえるパターン
親不知を抜くのって、紹介先の口腔外科でってことがよくあるらしいですね。
ただ今回は、すでにしっかり生えてきていることや生え方から総合的に判断して
「ウチで抜けますよ」
とのことで、すぐに予約を取ってくださいました。誕生日に間に合えばそれでよい。
一週間後だったので、あっという間に当日です。
そもそも麻酔すら初めてだったので
「痛くないだけで起きてる中抜かれるのか……もし効いてなくて痛かったらどうするんだ……」
と診察台に乗ってからも恐ろしくて震える思いです。
実際、抜かれたのがなんとなくわかっただけ(だけ?)で痛みはありませんでした。
申し訳なかったのは
引っ張る圧力を感じるたびに
「ア……ア……」
なんてカオナシのごとく呻いてしまい、先生に「麻酔効いてない? 痛い? 足しましょうか?」と心配されてしまったことです。
すみません100%恐怖が理由でした。
あとはアレですね。
抜いた歯を見せてくれた先生、いい笑顔で
「上は黒ずんでますが、埋まってた部分はプリッとして可愛いですよ~」
と仰せだったので
これがか~~~~となりました。
ある種の職業病かもしれない。
ご飯は案外早く食べれるように
当日こそ止まらぬ出血と違和感に泣きそうだった藤咲ですが、ええ、結論から言いましょう。
結構すぐに普段通りの食事が出来ました。
当日はお酒NG、風呂はシャワーのみ、激しい運動は控える……等の制約が少々。
それらを除いても、口の中にぽっかり空いた傷口があると思うと怖くて怖くて、とても食事どころではなかったです。
また食べられないと思うとなぜか余計にお腹空くしね~……。
ネットで調べたら一週間くらい普通のメニュー食べるなみたいなのあって泣きそうになったり。
だから藤咲、素直に聞きました。
翌日の経過検診で先生に。
「めっちゃ怖いんですけどどのくらい経ったらまともにご飯食べていいですか?!」
そして聞いて正解でした。
実際の状態を診て判断してもらったことは信用できるので。
「麻酔が切れても痛みが出てないようですし、順調にカサブタも出来始めてます。抜いた側で固いものを噛んだりしなければ問題ないですよ」
やったーーーー!!!(食べたかった)
傷口が完全に塞がってただの歯茎になるのには一ヶ月ほどかかるそうですが、お陰様ですっかり安心してご飯を食べれてます。
もちろん、痛くないだけで数日は違和感もひどかったですし、反対側で噛むようにも気を付けました。
二週間経った頃にはまるで気にならなくなりましたね。嬉しい。
そんなわけで、誕生日当日には無事、夫が買ってきてくれたケーキを美味しく食べることが出来たのです!
費用については個人差が激しい可能性……
抜歯が決まったショックが大きすぎて、費用はどのくらいかかるか聞き忘れていた藤咲。
これもネットで調べると一万するとか二万するとか……めっちゃ高いやんという情報ばかりで震えました。
そうですよ今回震えまくりでしたよ。
色んな意味で。
終わってから受付に呼ばれた時もかなり覚悟を決めて行ったのですが、予想とはかなり違って2,000円程度と拍子抜けしてしまいました。
逆にそんな値段でいいの???ってくらい。
位置や向きなど、余程条件によって左右されるんでしょうね。
かなり個人差が出るところみたいなので、高額の場合もあるのかもしれません。
抜く時はすぐその場でってことはないですし、事前に目安だけでも価格帯を直接聞いておくことをお勧めします……!
まとめ
本当に本当に怖かったものの、無事に傷口も塞がりつつあって良かったです。
余談ですが、抜歯当日の注意事項にこんなものもありました。
当日の食事は二時間ほど経ってから!
麻酔で感覚がなくなり、気づかず口の中を噛んで傷だらけにしてしまう可能性があります。
へ~麻酔ってそんなに聴いてるんだ、まあ歯抜いてわからないくらいだもんな……と思って
好奇心で口の中を軽く噛んでみたら
普通に痛かったです。
……歯抜いてわからなくて良かった、なぁ……。
ではでは。
藤咲でした。
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