フォークボールのように気温が落ちて驚いています、こんにちは藤咲です。野球ネタです。
今日はなんだかいつもと違うタイトルみたいにゃ……?
一応“書き手”でもあるからね
たまには作品アピールしようかと!
基本的にはKADOKAWAの小説サイト「カクヨム」で活動している藤咲。
しかし、書いているのはネット公開分だけではないんです。
自費制作ではあるんですが、2019年から現在までで小説5冊・漫画1冊を出しました。
今回はその中から、最初の一冊である『ぼくとその研究対象Yの日常。』をご紹介します。
小説も書いていますよ、というアピールと併せて……イラストレーターらしく描きおろしイラストも載せていきたいと思います!
いつもと違うタッチの絵にゃ!
こういうのも描けるんだよ~
『ぼくとその研究対象Yの日常。』とは?
■基本情報■
価 格:700円(税込)
サ イ ズ:文庫
本 文:92P
表紙タイプ:厚紙
購 入 先:BOOTH
あらすじ──すべては“Y”を中心に回っている
「君は誘いを断らない。
──これは私の第六感だ」
大学生のかをるが引っ張り込まれたのは、誰もが避けていくヘンテコな部活だ。その名も、超能力開発研究同好会。
部長であり超能力オタク(?)の薫子に毎日振り回されつつも、彼女の自由さや独特の感性に人間的な魅力を感じていく。
かをるが“研究対象”とするY──薫子の様々な感情が少しずつ育ちゆく、時系列不順な青春劇オムニバス。
真似したくはないけど、どこか格好いい。
それがYという人物。
キャラクターについて
経済学科に通う大学生。
行方不明になった先代から超能力開発研究同好会の部長を引き継ぎ、部の存続のため日々奮闘している。
どうやら科学の知識も豊富なようだ。
化粧っけがなく、長い髪を乱雑に編んでいる。
メガネはフレームのないスッキリしたデザイン。
主な登場話:すべて
◆◆◆
経済学科に通う大学生。薫子の後輩。
ある日突然、薫子によって同好会の一員にさせられる。そして真面目ゆえ現在も在籍中。
彼が二年生になる春から物語は始まる。
苦労人の節があり、兄弟に対しても心配とツッコミが止まらない。
主な登場話:ぼくとその研究対象Yの日常。
ぼくとその親交対象Yの回想。
◆◆◆
国際英語学科に通う大学生。
薫子とは高校からの付き合いで同級生。
ちょっと不器用なところはあるが、面倒見がよく世話焼きな男。
かをるとは違う意味で巻き込まれ体質。
成績が芳しく、英語は現地で通用するレベル。
主な登場話:オレとその恋愛対象Yの雑談。
◆◆◆
国際英語学科に通う大学生。
凛太とは一年生の時から同じゼミに所属。
なんでも一生懸命に取り組む。元気で明るく──おっちょこちょい。
今作の少女漫画っぽさを担当する、心優しき恋する乙女。
主な登場話:部長はあの警戒対象Yの憂鬱。
◆◆◆
色んな物事の根源である、同好会の初代 兼 先代部長。その本名はおろか、彼に関する詳細は薫子も把握していない。
今ハッキリしているのは……彼の白衣には「園田」と印字してあるということのみ。
主な登場話:彼女とその頭痛原因Mの勝敗。
表紙の裏話~実は〇〇で出来てます!~
9種類の絵を連続したパターンにした表紙。どのようにして作られたか想像つくでしょうか?
実はこれ……
消しゴムはんこなんです!
線用と色用で分けて彫ってます。
まだ初心者の頃に作ったものなので、色んなところが荒いですね……お恥ずかしい。
それぞれインクをつけて紙に押し、それをスキャンすることで表紙データを作りました。
個人的に眼鏡が可愛いと思ってます。
各アイテムの担当としては……
・薫子:白衣・お茶・眼鏡・フラスコ・チラシ
・かをる:犬
・凛太:ブロークンハート(今思うと可哀想)
・奈々美:ラブレター
・先代:お味噌汁
こんな感じ。薫子が圧倒的に多いですね。
それぞれの意味は各話でわかる仕様です。
謎多きお味噌汁については、よく見ると動いている、というのがポイントだったり。
内容の裏話~超能力ではないものとは~
超能力、超能力……と何度も書いていますが、「違う、それは超能力じゃない!」と否定されるシーンが数多くあります。
では、どういうものがそれっぽいんだろう?
出来るだけ身近で、体験しやすい不思議がいい。何があるだろう?
ベースを書いたのが大学時代だったため、藤咲は大学図書館の書庫まで潜って調べました。
裏を取るためというより
物理や科学の知識が皆無だったからです。
言っててツラい。
本当に細やかなネタではありますが、そうやって探し出した“身近な科学”も散りばめられているので、そういった点も楽しんで頂けると嬉しいです。
(中には藤咲が昔やらかして母からとっても叱られた失敗も含まれていたり……)
グッズ展開あり!LINEスタンプ展開も販売中
初めての文庫、それをひっさげて参加する初めての一次創作同人誌即売会!
本一冊じゃ商品ラインナップが寂しすぎる!(切実)
主にそんな理由で、グッズ展開もしておりました。現在もBOOTHにて取り扱ってます。
アクリル風キーホルダー(5種)
イラストを印刷したプラ板の上から、透明なレジンを塗って加工したものです。
各キャラクターの個別商品となります。
表紙の担当アイテムとは少し異なるラインナップですが、それぞれに関わりがあるものに変わりありません。
サイズ・価格等の詳細は商品ページにて▼
キーホルダー販売/BOOTH
A4エコバッグ(1種)
表紙にも使われた消しゴムはんこを、生成色・無地の平たいバッグに押したものです。
ひとつひとつ手で押している努力の結晶。
A4サイズだから書類も入れられるうえ、柔らかいので小さく折りたためる優れものです。
価格等の詳細は商品ページにて▼
エコバッグ販売/BOOTH
LINEスタンプにも登場
藤咲の小説キャラクターをまとめて描いた「【王様の耳】キャラクターズ」というスタンプに、薫子たちも登場しています。
上の5個を含め、Yシリーズからは全32個のうち8個を担当しました。
ほとんどが作中のセリフでありながら、日常生活でも使いやすいラインナップとなっています。
ぜひ覗いてみてください!
商品ページはコチラ▼
【王様の耳】キャラクターズ/LINE
最後に
久々に彼らの絵を描けて楽しくもあり、改めて古い作品を振り返る緊張もあり。
小説書きとして、作品を形にするという意味で大きな一歩となった『ぼくとその研究対象Yの日常。』をご紹介出来たことを嬉しく思います。
この作品を時系列順に並べたとき、薫子にどんな仲間が増えていくのか、どんな感情が増えていくのか、ぜひ皆さんの目で確かめて頂きたいです。
何なら読んだよコメントとか頂けると喜びます……。
ご購入はコチラから▼
『ぼくとその研究対象Yの日常。』/BOOTH
*商品は帯がついた状態で発送します
*商品ページでは試し読みが可能です
最後に、本作で登場するマインドをひとつ。
「だって、面白そうじゃないか!」
知らないことを知るのが楽しい。
その純粋な好奇心は、大人になるにつれて失われるものかもしれません。
歳を重ねてもその探求をやめない微笑ましさに、ほんのわずかな憧れを添えて。
お付き合いありがとうございました。
ではでは。
藤咲でした。
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